2010年2月10日東京メトロ有楽町・副都心線和光市駅朝ラッシュ時混雑調査

今日は午前中に開き時間が出来たので、東京メトロ有楽町・副都心線和光市駅の朝ラッシュ時混雑状況を調査してきました。
開業直後の2008年7月に小竹向原で調査をした際、和光市方面列車の到着遅延があったことが確認されましたが、混雑率自体はさほどでも無いため、始発・直通配列による混雑率のバラつき等何らかの理由があるのでは?と考えていたので、いつか確認したいと思っていました。
<参考:小竹向原での調査> http://okiraku-goraku.com/2008/12/post-358.html
ホームの状況を見ると、写真の通り列車待ち列が相当出来ており、ラッシュ時といった雰囲気が出ていますが、実は和光市時点では極めて空いている状況であることが分かりました。
副都心線開業時にピーク60分間で7本増発したため、以前より空いたのだろうなという予測はあったものの、ここまでとは思いませんでした。
そして有楽町線と副都心線系統の利用率が殆ど変わらなかったのも意外でした。
以下、データと分析です!!
着席可能なラインを青線で示してみましたが、殆どが座れている状況であることが分かりますでしょうか?
種別、行先、直通or始発といった混雑を左右する要素がかなりあるにも関わらず、極めて混雑率が一定な状況であることに驚きを隠せません。
むろん厳密に見れば最ピーク時間帯はやや多いとか、直通列車のほうが立ち客が多いといった違いはありますが、それ以上に始発列車が数多くあり、大半が座れる状況に対して利用者がうまく列車を選択して乗っているということでしょう。
この結果から、小竹向原時点の列車による混雑の差は東京メトロ線内の利用の結果という判断が出来るようになったことは収穫でした。仮にメトロ線内に配慮して列車配列を変えることも、和光市がこの状況なら十分に可能であると捉えられるのではないでしょうか。
また、東武東上線からの直通列車が有楽町線・副都心線直通に関わらず混雑がほぼ一定で、あえて言えば通勤急行が利用率が高い状況は、現行ダイヤのバランスの妥当性、副都心線の都心部の通過運転の妥当性を判断できる材料ではないかと思います。
副都心線が今後を見据え、少しずつベストなダイヤが構築されていくことを期待して良いかなと思った調査結果でした!!
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以下、気になったことを書いておきます。
<利用客の流れについて>
始発列車と直通列車の配列が結構バラバラで、始発が連続したかと思えば直通が4本連続といったパターンになっていますが、にも関わらず混雑率が一定なのは、和光市から有楽町線・副都心線を利用する大半は東武東上線からの利用であるということなのでしょうね。
始発が10分くらい無い時間も、始発待ち列に並ぶ人は居ますが、極めて少ないことが現地で確認でき、おそらくその時間は最初から始発列車に乗るような流れかと思いますが、おそらく遠方で座席は埋まってしまうだろう事から、近距離客が一定数居るにも関わらず、直通列車ばかりの時間帯の混雑率が高くなっていないのは、ダイヤを分かっていて利用時間を前後させているのでしょうか?
ちょっと疑問は残りますが、とにかくホームの状況は人が多かったり少なかったりと激しく様変わりしていましたが、発車する列車の利用率は均等だったという事です。
<列車遅延について>
データ右側に発車時刻に対する遅延時間を秒単位で示してみました。発車時刻が秒単位の設定があると思うので、表記より遅延時間は実際にはもう少し少ないと思います。
で、概ね2分以内に収まっており、ひどい遅延という状況ではありませんが、この2分が小竹向原以遠の遅延を抑える上では重要視しなければならない時間であるのも事実であります。
率直な印象として、出発にてこずるような状況ではなく、始発列車は前列車が出発すると一定時間後に到着する状況であることが確認できたので(秒単位で着発を確認しました)、遅延の原因は東武線からの直通の到着時刻が遅れている事ということになるのかなと思います。
東武線内の全体のダイヤの影響というものもあるでしょうし、仕方ない面もありますが、直通列車だけ見ると、各駅停車で停車時間のバッファが殆ど無いため、遅延を回復できないという理由は有りそうです。
和光市に早く到着させて余裕を見るという事も、副都心線増発後の現行状況を見ると殆ど出来ないというのが実情でしょう。
1本の直通列車に左右されるため、直通列車の配列を変えるといった方法も抜本的な対策とはなりませんでしょうし、やはり通過運転をするなどの対策が妥当なのかな?という気がします。
東武はやりたがらないでしょうが、最も利用率の高い通勤急行だけは「東武線内も通勤急行」として志木~和光市間で通過するくらいのことが出来ると良いかな?という気がしますが、そのことで後続列車を混ますような事になるのも本末転倒ですしねぇ・・・
全体的にスジに余裕を持たせるといった感じが無難なのかな?と思います。
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以上、簡単ですが分析コメントとします!!








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コメント
ここ最近、拝見させていただいております。K2と申します。
私は、朝霞台~渋谷で東上線と副都心線を利用しています。
利用する電車は和光市の発車時刻で、
7:16,7:28,7:42の通勤急行(直通)と、7:32の新木場行き(西武急行に接続)です。
データの取り方と結果が非常に面白いと思います。
遅延時間についてですが、せっかく秒単位で図っていることもありますので、もう少し細かくしつつ、前後の差分を取ってグラフ化するのがどうでしょうか?
定時から遅れだけでは、前の遅延の蓄積によるものを排除したデータも価値があると思います。乗務員や乗客によって1本当たりの遅延も見えると思います。
副都心線利用者が割と多いことですが、池袋で丸ノ内線に乗り換えるという乗客も少なくないと思われます。その分が有楽町線から回っているのではないかとも考えられます。
東武直通の遅延回復時間のことですが、東上線内通勤急行ですと、地下鉄利用者の多い朝霞・朝霞台が抜かれてしまうことによる混雑の大小に差が出ると思われます。
一部ではありますが、地下鉄直通列車は志木での停車時間を長くとっていることで回復しております。これを増やすことで、通過運転をせず直通列車の遅延がより減らせるかもしれません。
(地下鉄利用者は朝霞~ふじみ野が多いため、日中も含め地上の急行運転はむしろ逆効果であり、準急と同等の扱いというのが効果的だと思われます。地下鉄線内が各停であっても池袋で地下鉄に乗り換えるより早いため十分直通のメリットはあります。)
上げ足を取るようで申し訳ないのですが、表の一部の列車が和光市始発なのに直通となっております。
7:30 8:23 発の各停
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管理人より:直通表記の修正と遅延時間を秒表記に修正しました。
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Posted by K2 at 2010年2月13日 01:22
とても参考になりました。
細かい調査に脱帽です。
とにかくありがとうございました。
Posted by ルー at 2011年5月22日 19:54
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